国際線の旅客運賃に上乗せされる燃油サーチャージ代が、2月から始まりました。燃料価格が上がったためですが一体どの位の金額を負担する事になるのでしょうか?これからはハワイや台湾、タイ、ヨーロッパなど全ての地域に行く際、往復の旅客運賃に燃油サーチャージ代が上乗せされる事になります。約10ヶ月ぶりの燃料の高騰による復活は、春の旅行シーズンにはかなりの痛手ですね。
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目次
燃油サーチャージ2017金額は?ハワイ台湾タイなど全線復活
2017年の2月から適用された燃油サーチャージ代。一体どの位の金額が掛かるのでしょうか。
この燃油サーチャージ代は、今の所JALもANAも同額です。
気になる金額ですが、燃料である原油の高騰に併せて金額が変わって行きますので注意が必要です。
6,000円未満なら無し、6,000円以上7,000円未満なら、韓国が片道200円往復では400円、台湾は片道500円往復1,000円タイでは片道1,500円往復3,000円、ハワイでは片道2,000円往復4,000円、ヨーロッパは片道3,500円往復7,000円が、旅客運賃にプラスされます。
またこの燃油サーチャージ代は、2カ月ごとに燃油市況価格平均に基づき金額が変わって行きますので、この先原油が高騰すると増える可能性大です。
燃油サーチャージ2017国内も必要?
最近ガソリン代も高騰し、燃油サーチャージ代もどんどん高騰するのでは?と心配になりますが、では国内の利用でも燃油サーチャージは掛かるのでしょうか?
答えは国内線では燃油サーチャージ代は関係ありません。国内線の場合は、燃料コストの上昇分は運賃内で回収され、距離も短い為に燃油サーチャージ代は設定されていませんが、国際線は世界基準で設定されているものなので、日本だけ設定なしと言うわけにはいかない事が、国際線にのみ燃油サーチャージ代が掛かる原因になっています。
しかし国内は燃油サーチャージ代が掛からないから安心!な訳では無く、その分運賃が高くなりますので同じ事なのでは無いでしょうか。2000年に航空運賃は自由化になった為、電車の様にどんなシーズンも定額では無く、お盆や正月は割高するなど自由ですし、燃油サーチャージが無くても元が取れると言う事は、それだけ航空運賃も高くなると言う事です。
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燃油サーチャージお得にする方法は?
現在はJALもANAも同額ですが、海外の航空会社は必ずしも同じではありません。ハワイアン航空やユナイテッド航空、大韓航空、デルタ航空などは同じ価格ではありませんので、各HPでチェックが必要です。
燃油サーチャージが騒がれた2013年では、日本からタイまでの燃油サーチャージ代でタイ国際航空は16,800円(往復)でしたが、JAL,ANAは21,000円で4,200円の差がありました。
また格安!と思っても、そこに燃油サーチャージ代が別途掛かりますと小さく書かれてあり、実際は高かったなどと言う事もありますので、燃油サーチャージ代が設定されている場合は良く確認にしてください。
そしてJALやANAのマイレージを使い燃油サーチャージ代を払う事も可能です。少しでもお得に旅行が出来る様にしたいですね。
また国内線は燃油サーチャージ代は掛かりませんが、その分運賃が高くなりますので、格安航空券を利用したりPeachなどのLLCなどと比較するなどが必要になって来ます。
燃油サーチャージ2017金額と国内は?ハワイ台湾タイなど全線復活!安くする方法
原油の高騰により10ヶ月ぶりに復活した燃油サーチャージ代。国内線は燃油サーチャージは無いけれど、運賃自由化の為運賃の高騰、海外は各航空会社によって燃油サーチャージ代が違う事と、原油価格で見直しが入るのでずっと同じ金額では無く、高くなって行く可能性がある事。
また、国内でも海外でも航空券を安く出来れば少しでもお得になりますので比較したり、安いからと行って飛びつくと高い燃油サーチャージ代ががついていたと言う事もありますので、燃油サーチャージ代が復活している間はこまめに各航空会社のHPや旅行会社のパンフレットなどを確認してくださいね。
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